大企業から学ぶブランディングとは

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先週の話ですが、
お仕事でお付きあいのある
広告プランナーの方から、
おもろい話を聞きました。

誰もが知ってる、
あの飲み物について。

茶色くて、
シュワッとして、
赤いラベルのアレ。

映画館で、
ポップコーンと一緒に、
飲みたくなるアレ。

サッカー観戦や、
サーフィンやスケボー、
青春の1ページと一緒に
思い浮かぶアレです。

思い浮かびましたか??

たぶん、
100人中99人は、
同じイメージが湧くはず。

これこそ、
ブランディングなんです。

目次

あの飲み物、実は「クスリ」だった、、、!

これは、
わりと有名な
話かもしれません。

現在では、
世界的に最も有名な、
炭酸飲料ですが、

発売されたのは、
1800年代の後半。

原料として、
コカインとワインが
使われており、

クスリと、
アルコールの効果で、

疲労回復、
滋養強壮、
抑うつなどが、

期待される飲料として、
売り出されたのが始まり。

結構ヤバい飲み物ですねw

その後、
社会の流れ的に
コカインの使用が
問題視され、

1900年代頭には、
現在の炭酸飲料へと
変わっていったそうです。

機能的価値訴求が流行ってた時代

いまでこそ、
印象的な広告で、
利用シーンとともに、
例の飲み物が思い浮かぶはず

でも、
発売当初は、
思いっきり機能訴求しか
してなかったそうです。

疲労回復、
滋養強壮、
抑うつ、

当時のチラシや広告を
見せていただきましたが、
このような機能的価値しか、
書かれていませんでした。

当時の人々は、
商品の機能によって
得られる効果にのみ、

価値を感じていたの
かもしれません。

ブランディングは20世紀最大の発明

時代や価値観の変化とともに、
企業と消費者の関わり方も
変化してきました。

そう、現代では、
感情や体験価値が
求められます。

いわゆる、
ベネフィットですね。

この炭酸飲料の
新たなブランディングを
検討するために、

大規模な、
消費者調査を
行ったそうです。

その結果、
浮かんできた、
消費者の心理とは、、、

普段の自分とはちょっと違う
刺激、興奮、悪友、背徳感、、、

このような、
イメージと商品が
強く結びついている事が
わかったそうです。

それまでは、
炭酸飲料ならではの、
「爽やかさ」推しの
広告ばかりでしたが、

消費者が
商品に対して持つ
イメージに合わせて、、、

スポーツと一緒に、
映画の興奮と一緒に、
ひと夏の恋と一緒に、

楽しむ炭酸飲料として、
現在のブランディングを
作り上げてきたのです。

つまり、
ブランディングとは、
企業側が一方的に
伝えたいことではなく

ときに、
消費者が持つ
イメージに合わせて
チューニングしていくことも
必要だということです。

個人のビジネスにおいても、
“ブランディング”が重要と
言われますよね??

コンセプトを考えるとき、
自分というブランドはコレ

と、
決めていても
最初から100%伝わる、
とは限りません。

お客さんとの
やり取りのなかで、
少しずつ修正しながら、
できあがっていくものです。

だからこそ、
定期的にお客さんの声を聞いて、
自分に求められていることを
知ることが大事ですね。

今回も最後まで
お読みいただき、
ありがとうございました。

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